最近メタバースやNFTと一緒にサンドボックスもよく聞くけど、一体なんなの?!
イーサリアムのブロックチェーン技術を基盤とした「ユーザー主導のゲームプラットフォーム」だよ!
サンドボックスってゲームなんだね!!
単なるゲームではなくて、ゲーム内で利用できるNFT(キャラクター・アイテム・ゲームなど)を自作することができたり、そのすべてを販売したり提供したりすることができるから、ゲームだけど経済活動が行える点で話題になってるんだ!
有名な企業、著名人が注目していることもあって、今後の動向にかなり期待されてるよ!
ここでは初心者の方でも理解ができるように、分かりやすく解説するね!
The Sandbox(ザ・サンドボックス)とは?
ザ・サンドボックス(The Sandbox/SAND)とは、暗号資産とブロックチェーン技術を活用したメタバース(仮想空間)プラットフォームであり、仮想空間・プラットフォーム・プロジェクトの名称が「ザ・サンドボックス(The Sandbox)」、プラットフォーム上で使用される仮想通貨の名称が「サンド(SAND)」となっています。
SANDはイーサリアム(Ethereum/ETH)のブロックチェーン技術を用いて発行されるERC-20トークンとなっております。
有名企業/著名人の参入
世界的人気ラッパーの「スヌープ・ドッグ」氏
世界的人気ラッパーのSnoop Dogg(スヌープ・ドッグ)氏がメタバースゲーム「The Sand Box」にEstate(12×12サイズ)の土地を保有しています。
メタバース上ではライブを開催したり、グッズを販売することができます。Snoop Dogg氏がSANDBOX内で開催するコンサートへ参加できる権利「VIPパーティーパス」が販売されていたようです。「音楽」×「メタバース」は相性がよさそうです。
なお、Snoop Doggの隣接土地(ランド)が5,000万円で落札されたようです。現実の不動産では、商業地で人の流れが多いほど不動産価格は高いので、メタバースの不動産もそういった考えなのかもしれません。
エイベックス社長「松浦勝人」氏
音楽系国内最大手企業であるエイベックスの松浦勝人氏は、The Sandbox(ザ・サンドボックス)のLAND(ESTATEと呼ばれる3×3区画の広大な区画)を購入したことをツイートしています。
イタリアのファッションブランド「グッチGUCCI」
2022年2月9日、イタリアのファッションブランド「グッチGUCCI」がThe SandboxのLandに出現しました。土地は、Estate(6×6サイズ)です。アバターに身に着けるファッションなのか、宣伝の意味合いが強いのかわかりませんが、今後に期待ですね。
The Sandbox(ザ・サンドボックス)の魅力とは?5つの特徴を解説
暗号資産を取り入れた仮想空間プラットフォーム
ザ・サンドボックス(The Sandbox/SAND)は暗号資産を活用したメタバースプラットフォームとなっているため、ユーザーは自分の仮想通貨ウォレットを「The Sandbox」のプラットフォームに接続することによって、仮想空間上でアバター・武器・アイテム・土地・不動産・アートなどといった様々なアイテムを自由に売買することができるようになっています。
仮想空間上の土地「LAND」
ザ・サンドボックス(The Sandbox)の仮想空間上に存在する土地は「LAND」として販売されているため、ユーザーはこのLANDを購入することによって「ザ・サンドボックス上の土地」を保有することができます。購入したLANDは後で他のユーザーに売却することもできるため、不動産投資感覚で仮想空間上の土地を保有することも可能です。
LANDの購入ページには「The Sandbox」の公式サイトからアクセスすることができるようになっており、大手NFTマーケットプレイスである「OpenSea(オープンシー)」や、日本の暗号資産取引所「Coincheck(コインチェック)」でもLANDの販売が行われています。
アイテムを売買できる「NFTマーケットプレイス」
ザ・サンドボックス(The Sandbox)のプラットフォームでは「NFTマーケットプレイス」も提供されているため、ユーザーは仮想通貨SANDを使用して自分が保有するNFTを他のユーザーと売買することができます。
NFTアイテムなど作成できる「VoxEdit」
ザ・サンドボックス(The Sandbox)は、自分のパソコンでNFTアイテム・アバター・武器などを無料で作成できるクリエイター向けツール「VoxEdit」も提供しています。「VoxEdit」はMac版・Windows版の両方が無料で公開されているため、パソコンを持っている方は「公式サイトのCreateページ」からすぐダウンロードすることができます。
「VoxEdit」は自分のパソコン上で武器・アバター・建物・乗り物・装飾品などといった様々なアイテムを簡単に作成することができる無料ソフトとなっており、作成したアイテムは簡単に「The Sandbox」の自分のアカウントにエクスポートすることができる仕組みとなっています。
3Dゲームを構築できる「Game Maker」
ザ・サンドボックス(The Sandbox)は仮想空間上の3Dゲームを無料で構築することができるクリエイター向けのビルダーツール「Game Maker」も提供しています。「Game Maker」は記事執筆時点で"Windows版のみ"の提供となっているものの、このソフトも「公式サイトのCreateページ」からすぐダウンロードすることができます。
「Game Maker」を使用すると、自分が保有するNFTアイテムなどを使用して簡単に3Dボクセルゲームを作成することができます。このソフトはコーディングの知識を持ってない方でも直感的にゲームを構築できるように設計されているため、自分のオリジナルゲームを比較的簡単に作成できる魅力的なツールとなっています。
The Sandbox(ザ・サンドボックス)の始め方
サインアップ
まずはじめに、The Sandboxへアクセスしてサインアップしましょう。
アカウント作成に使えるウォレットは「Metamask」と「Bitski」の2種類ありますが、最初は日本語サポートを行なっている「Metamask」で接続してみましょう。
エディターのダウンロード
対応機種は以下の通り。
- Windows(7以降)
- Mac(OSX Mavericks以降)
- Linux
エディターページTOPに「ダウンロード」という表記があるので、そこをクリックするだけです。対応機種にあったものをインストールしましょう。ファイルを解凍後に「VoxEdit」を開けば、ダウンロードの完了です。
アバターを作成する
まずは、ゲーム内で使うアバターを作成しましょう。
作成手順は以下の通り。
まずは、The Sandboxにアクセスします。
- 画面左の「作成」を選択
- 「アバター」を選択
- 「アバターを作成」をクリック
ゲームやイベントに参加する
アバターを作成したら、ワールドに入ってゲームやイベントを楽しんでみましょう。
2022年3月からALPHA版のシーズン2がリリースされました。
WindowsとMACの両方に対応しているので、ダウンロードして遊んでみましょう!
The Sandboxの稼ぎ方(クリエイターになって収益化する方法)
①LANDを貸し出す
TheSandBoxを利用した稼ぎ方として挙げられる取引が、LANDを使った不動産投資です。
ゲームやアイテムを作成するためには、独自の土地の所有が必要となります。
LANDはNFTの役割を果たし、バーチャルの世界のみならず現実世界でも価値が得られるツールです。
他のプレイヤーに貸し出していけば、効率良くお金を稼げます。
TheSandBoxでは、ゲームクリエイターが数多く登録している点を押さえましょう。
LANDのみを貸し出し、他のプレイヤーがゲームを作成して収益が得られれば、不動産投資の役割を果たします。
土地のサイズは大きく分けて4種類あり、なるべく広いものを提供できればゲームクリエイターの作業の幅も広がるでしょう。
②NFTを売却
取引をする際には、GMOコインの口座開設を先に終了させておきましょう。
TheSandBoxでは、LANDやSANDといったNFTが手に入ります。
時価総額の状況を確認していきながら、売却のタイミングをうかがいましょう。
NFTを上手く稼ぐコツは、自身の得意な役職を極めることです。
TheSandBoxには、ゲームクリエイターで活動したり、土地のオーナーになったりとさまざまな遊び方があります。
自分にとって、最も合うと思うジャンルにまずは挑戦していきましょう。
プレイ自体も楽しくなり、同時に仮想通貨の取引についても学べます。
③自作ゲームでマネタイズする
TheSandBox内でオリジナルゲームを作成することができます。
仮想通貨SANDの将来性と話題となった背景
TheSandBoxで作成するゲームに使われている仮想通貨は、SANDです。
2022年2月時点では、日本円で大体492円前後を推移しています。
TheSandBoxで作ったゲームを課金制にすることでマネタイズができます。
また、一緒にアイテムも作成できます。
これらを販売すれば、プレイヤーに自作ゲームを楽しんでもらいながら効率良く稼げるかもしれません。
クリエイティブな作業に自信を持っている方にはおすすめの方法です。
どのようなゲームを作ればいいか分からない方は、他のユーザーの作品を参考にすると良いアイデアが生まれます。
新規上場したSANDは、これまでに価格が何度か急上昇しています。
その急上昇要因は、主に以下の3つです。
ソフトバンクVF等からの資金調達
2021年11月2日に、ソフトバンクグループの投資会社であるソフトバンクVF(VF=ビジョンファンド)等からThe Sandboxの運営会社がシリーズBラウンドでの9,300万ドル(約106億円)を資金調達を実施したことが発表されました。
THE Sandboxのα版ローンチ
2021年11月16日に、SANDを利用可能なブロックチェーンゲーム「The Sandbox」のα版のローンチを発表しました。
「Alpha Pass」という特別なチケットを持つユーザーは、SANDトークンを最大1,000SAND付与されます。
この発表の後、SANDの価格は上昇トレンドに動きました。
NFT銘柄への資金流入
最後は、2021月後半から起こったNFT銘柄への資金流入です。
11月上旬はBTCを中心に仮想通貨市場への資金流入が続いていました。
しかし、11月下旬からはBTCなど主要銘柄の価格が下落する一方、SANDやMANAなどのNFT銘柄の価格が上昇するという現象が起こりました。
The Sandbox(ザ・サンドボックス)のまとめ
- The Sandboxとは、イーサリアムブロックチェーン技術を活用したNFTゲーム
- ゲーム内で作成したNFT(キャラクターやアイテム)をNFTマーケットプレイスで販売して稼ぐことができる
- The Sandbox内で流通している「SAND」トークンはNFT関連銘柄の一つ
- The SandboxのプレイにはLANDを所有する必要があり、初期費用がかかる
- NFTの売買は国内初のNFTマーケットプレイスであるCoincheck NFTがおすすめ
2021年以降、NFT市場は非常に盛り上がっており、今後の市場拡大にも期待が持てそうです。
仮想通貨投資に興味のある方はNFT市場にもぜひ挑戦してみてください。
国内でNFTを売買したい方は、まずCoincheckで口座を開設しCoincheck NFTで実際に取り引きしてみましょう。